ほのぼのとした日常生活がメインの日常マンガ。くすりと笑える、ゆるゆるの面白い日常コメディ漫画を中心に、おすすめの連載中日常漫画を紹介します。
今回は、連載中の日常マンガのおすすめを紹介します。ここで紹介する「日常マンガ」とは、何気ない日常生活をメインに描いた漫画です。ほのぼの、ゆたっりした話が多く、1話から3話くらいで一つの話が完結。
ほとんどの日常マンガはストーリー性もうすいので、何も考えず、気楽に読むことができます。途中から読んでもいいし、気に入った話を繰り返して読んでも楽しめます。
「日常マンガ」の特徴
- 日常生活がメイン
- 1~2話で話が終わる。長くても3話くらい。
- ほのぼの、ゆったりとした世界感
- 気楽に、何度も読める
最近追加したおすすめ : 2022/07/23
新しく追加した日常マンガ。今回はおばあさんが主役の青春ストリーマンガを紹介します。
海が走るエンドロール
感想・紹介
「今からだって死ぬ気で映画作ったほうがいいよ」 65歳のうみ子さんが、美大生のカイと出会ったことで、映画作成に走り出していきます。 カイは、映画作りに対してうみ子を、対等の立場で向き合います。お互いに刺激を受けながら、映画作成にのめり込んでいきます。
うみ子さんが65歳のなので、若い人たちとは違います。映画作りの経験も体力もなく、ジェネレーションギャップもあります。学生たちの映画に対する姿勢には、どこかもやもやします。そんなうみ子さんはどんな映画を作っていくのでしょうか?
普段クールなカイですが、うみ子といるときだけ見せる、感情豊かな表情も見どころ。二人の関係はどうなっていくのでしょうか? 絵やセリフの表現力が、羽海野チカ先生の「ハチクロ」や「3月のライオン」を感じさせます。情熱をもって映画に取り組むおばあさんの青春ストーリー漫画です。
1巻PV
1巻のPV。短くても十分この漫画の魅力が伝わると思います。
連載中のおすすめ「日常マンガ」
ハクメイとミコチ
感想・紹介
何度も何度も読みかえしている漫画の一つ。小人のハクメイとミコチの日常生活を描いた傑作。小人の作品はサバイバル要素のあるマンガが多い中、この作品はそういう殺伐とした感じがまったくありません。小人の生活感あふれた日常を存分に楽しめます。
この世界では大小さまざまな動物たちと共存しており、動物も虫もしゃべります。この作品のすごいところは、種族がばらばらの生活に違和感がないところ。また、家の中から、町、衣装まで描き込みもすごいので、絵を見ているだけでも楽しめます。老若男女おすすめできる良作漫画。
PV
よつばと!
感想・紹介
日常コメディの代表作ともいえる漫画。とーちゃん(小岩井)と6歳のよつばの何気ない日常生活が、なんとも癒される漫画。 よつばはとにかく好奇心旺盛で、行動力があります。人見知りしないので、どんな人にも話しかけ、ビビると殴り、笑って泣いて、いろいろな表情を見せてくれます。また、とーちゃんとよつばの関係性がとにかくよい。
引っ越し先のお隣さんの綾瀬一家、とーちゃんの友達ジャンボなど。周りの人たちとのふれあいも見どころです。それぞれよつばとの関係性があり、面倒を見て、遊んでくれます。嫌な奴は出てきますが、基本的には良い人しか出てこなにのも、この作品の大きな魅力。
ふらいんぐうぃっち
感想・紹介
「よつばと!」が好きなら、この作品もおすすめ。新米魔女の修行先での日常生活を描いた作品ですが、雰囲気や間が「よつばと!」と似ています。
魔女が主役なので魔法や魔術が出てくるのですが、一般的な日常生活に魔法使い要素が加わっている感じです。序盤の魔術なんかはとても地味で、家庭的。日常の馴染みあるものを使って、焚火や鍋で行います。真琴の成長につれて、魔女の仕事も増えていきます。
魔女なので、使い魔の猫チトさん、ケニーさんと話が出来たます。ほかにも、マンドレイクとか、季節の運び屋、犬養さんなどなど、非日常的なものが出てくるのに、日常生活感がたっぷりの不思議な世界観の漫画。
江戸前エルフ
感想・紹介
プラモデル、ゲーム、食玩などなど、コタツが必需品の引きこもりエルフ・エルダと、世話役の巫女・小糸の日常を描いた作品。オタクエルフがコタツでだらだらしている、気楽に読むのにおすすめの日常漫画。
エルダはMS(モビールスーツ)の知識も豊富ですが、長生きしているだけあって、江戸時代の知識も豊富。ただ、ネットで買い物するだけでなく、江戸のことをわかりやすく教えてくれます。いろんなエルフ漫画がありますが、こんなに日本文化になじんだオタクエルフが見れるのはこの漫画だけ。
PV
ひらやすみ
感想・紹介
日常マンガというより、日常生活ふんだんのストーリー漫画。派手な展開はありませんが、とにかく雰囲気がいい。レトロな一軒家での2人暮らし。 ヒロトのおおらかで裏表のない性格、どこか不器用で小物感のあるなつみちゃん、ヒロトとおばあさんのエピソードなどなど。誰もが共感できそうな日常が絵が描かれており、それが心地よいです。
登場人物たちがそれぞれ小さな悩みを抱えながら生活しており、自分だけでなくみんな不器用に生きているのだなあと共感してしまいます。
からかい上手の高木さん
感想・紹介
今や乱発している「○○さん系」マンガの代表作。 いつも高木さんにからかわれている西片が一矢報いようとして、やっぱり高木さんにばれて、手玉に取られるのを楽しむ日常コメディ漫画。ほとんど二人のやりとりのみで作られている。1話完結で読みやすい。
よく笑うけどクールな高木さんに対して、感情が表に出る西片。高木さんは幾度となく西片への好意を伝えているのだけど、四六時中からかわれている西片にはなかなか伝わらない(笑)。どんな顔かはわからないけど、高木さんは変顔が得意。
PV
からかい上手の(元)高木さん
感想・紹介
連載中なのに、西片と結婚した後のスピンオフ漫画。しかも、原作の巻数に追いつきそう。 子供が増えたので、からかう相手が増えた(元)高木さん。娘のちーをからかいながらも良いお母さんしています。当然のように西片もからかわれている。
学生時代の思い出が出てくるので、原作を読んでいるとより楽しめます。西片は毎日筋トレしていたせいか、体育教師になっている。やっぱりコーヒーは苦手。
働かないふたり
感想・紹介
くらげバンチの長寿マンガ。もはや新聞の4コマ漫画のような存在。 小学生レベルのうんこ、おならが定番ネタ。いい意味で、ゆるく、くだらないニートの兄妹の日常コメディ。人間関係が増えるにつれ、心温まる話も増えていきます。基本的には、いい人ばかり。
アホ兄妹ですが、兄は博識のエニート、妹は人見知りですが、根は善人。ニート兄妹と、隣の住人ストーカー倉木さん、いじられ役の丸山、仲良し4人で子供のような遊びをします。そんな4人のくだらない日常がうらやましくも感じるゆる~い漫画。
Kindle Unlimitede会員なら5巻まで読めます。
1日外出録ハンチョウ
感想・紹介
やたらレベルの高い「カイジ」のスピンオフ作品の中でも、特におすすめ。カイジでの敵役、班長・大槻を主役にするという、まさに悪魔的発想。 1日の外出をいかに楽しむかがテーマの作品が、カイジ風の演出をすることによる圧倒的面白さに。原作とは正反対で、まったく考えることなく楽しめる漫画。
普段の地下労働の反動からなのか、とにかく楽しそう。 スピンオフだけど、最近の時事ネタがバンバン取り込まれている。食べ物ネタが多く、大槻の食道楽マンガでもある。原作の「カイジ」を読んでなくてもあまり問題ないですが、読んでいる人はさらに楽しめるかと。
ちなみに
大槻が出てくるのは、シリーズ2作目の「賭博破戒録カイジ」。2022/6/11の時点ではKindle Unlimitedで全巻読めます。→ Amazonで見る。
女の園の星
感想・紹介
女子高の担任・星先生の日常会話が中心のコメディ。学校で犬が出たら、どういう場面を想像しますか? この作者は斜め上をいく発想の持ち主です。
ポロシャツアンバサダー、死んでる…マンガ、卒業アルバムのクワガタ、うどんまん、ペタリストなどなど、気になる人はぜひ読んでください。どうでもよい日常会話がなぜこんなに面白いのか。
姫様“拷問”の時間です
感想・紹介
姫様が拷問に耐えることもなく屈するマンガ。拷問が、人質の待遇が、魔王がすべてがゆるゆる。 食べ物の拷問が多いけど、ちらほら外出も。今回の姫様はどう屈するのか?
ゆるゆるでバリエーション豊富な拷問。姫様の剣・エクスはつこっみ役。魔王は良いパパ。イベントがあれば、もちろん姫様も参加します。ゆる~い世界観が和みます。
惰性67パーセント
感想・紹介
男女2人づつ大学生4人の、下ネタ豊富で、ゆるくてだらけた、タイトル通りの日常マンガ。 時間を持て余し、親元から離れた大学生特有の、だらだらした日常生活が楽しめます 一話一話が短いのでサクサク読める。
ちょっとしたエロシーンや、あからさまなエログッズが出てくるけど、エロくならずに面白くなってしまう珍しい作品。 主役の一人、ムチムチ体系の吉沢がなかなか残念な性格のため、ちょっとエロい姿になっても残念さが勝ってしまうのです。
くまみこ
感想・紹介
ナツは熊なのに常識があり、物知り。よくしゃべり、ネットを使いこなす。巫女のまちは都会にあこがれているが、機械おんちのうえ、人見知りで、社会的常識が皆無。そんな田舎コンプレックスのまちに対して、ナツはとにかく過保護。都会にいくのを応援したり、しなかったり。
巫女であるまちが熊のナツから受ける、現代人なら当たり前にこなせる課題をどうするのか楽しむ漫画でもあり、ナツとまちが結局いちゃついている?のを楽しむ漫画でもある。まちは都会の高校へ行くことができるのか?
PV
猫奥
感想・紹介
猫を飼いたいのに飼えない猫好きの滝山の、自分の環境や、ふてぶてしい猫・よしのちゃんに翻弄されるゆる~い日常。大奥が舞台の猫マンガですが、大奥の要素はまるで気にする必要がない猫あるあるコメディ漫画。 とにかく滝山の顔が面白くただただ可愛い吉野ちゃん。
吉野ちゃんはふてぶてしく、ぽっちゃり体系で、猫らしく自由気まま。そんな吉野ちゃんに翻弄されるけど、それすらも愛おしく思ってしまう猫好きの滝山。とにかく怖そうで、うらめしそうな顔の滝山が、猫たちがやってくると表情がころころ変わるのが見所。滝山の多彩な感情表情はもはや顔芸。
公式
百姓貴族
感想・紹介
荒川先生の実家の農場エッセイ漫画ですが、エピソードがことごとく非日常的(笑)。とにかく北海道のスケールが大きすぎるし、親父殿のエピソードが豪快すぎる。とにかく笑える農業あるある漫画。
あるある漫画なので、牛や牛乳をはじめ、農業の知識がふんだんに取り込まれています。農業の問題なども描かれているけど、コミカルに描かれているため楽しんで読める。それにしても、エッセイ漫画を描いても面白い荒川先生の力量、半端ないです。