ほのぼのとした日常生活がメインの日常マンガ。くすりと笑える面白い日常コメディ漫画を中心に、おすすめの完結済み日常漫画の選りすぐり作品を紹介します。何度読んでも楽しめる。
やたら漫画を読んでいる私がおすすめする「完結済の日常マンガ」の紹介です。何気ない日常生活をメインに描いた漫画を中心に紹介しています。 また、人間以外も出てくる作品も紹介しているので、日常というよりは、日常系の漫画紹介になります。
基本的には日常コメディが多く、 ほとんどのエピソードは、1話から3話くらいで一つの話が完結します。日常系というゆる~いくくりで選んでいるので、明らかなギャクマンガもあります。すいません。
紹介している「日常マンガ」の特徴
- 日常生活がメイン
- 1~2話で話が終わる。長くても3話くらい。
- 笑える
- 気楽に、何度も読める
最近追加したおすすめ : 2022/07/23
新しく追加した日常マンガ。今回は、とてもほっこりする、映画も話題のストーリー漫画を紹介します。
メタモルフォーゼの縁側
感想・紹介
75歳のおばあさん、BLマンガと出会う。最初のきっかけはマンガの表紙。 中身を知らずに買ったBLを読んだら、続きが気になってしょうがない。 本屋でバイトをしていた女子高生のうらら。BLを買うおばさんが気になります。
いろんな要素が渋滞を起こしている設定に見えるのに、読んでみるととにかくほっこりする日常マンガ。 作中にBL要素はほとんどなく、おばあさんと女子高生の交流がメインです。 おばあさんがBLを楽しんでいるだけで、ほっこり。おばあさんと女子高生が、BLの話で盛り上がるのを見てほっこり。BLを読んでいる要素が入るだけで、なぜこんなに面白くなるのか(笑)。 「なんでこんなに楽しいんだろうね」 読者もそう思ってますよ。名作です。
PV
すごくよく作られているPV。この作品の魅力が伝わります。
完結済みのおすすめの日常マンガ
それでも町は廻っている
感想・紹介
何度も何度も読みかえしてしまう傑作マンガ。略称は「それ町」。基本的には日常コメディなんですが、ミステリー、SF、オカルトなどなど、切り口が多彩。メイド要素は衣装のみ、ほぼありません(1巻はメイド喫茶が多い)。そもそもメイド長がおばあさんで、お店はカフェではなく、商店街の喫茶店。
ほとんどが1話完結、長くても3話ですが、一話一話の完成度が高く、また、日常会話だけでも面白い。伏線がちりばめてあるため、後から読み返して楽しめます。
SKET DANCE(スケットダンス)
感想・紹介
「それでも町は廻っている」が好きな人ならこちらもおすすめ。「SKET DANCE」は日常漫画とは言えなそうですが、「それ町」と一緒に紹介したいのでしてます。篠原先生と石黒先生の話の作り方が似ているのかなぁと感じます。両作品とも話の構成がしっかりしていて、いろいろな切り口での笑いや驚きを楽しめます。
「SKET DANCE」には、いろいろなジャンルが含まれています。普段は学校を舞台にしたギャグ漫画ですが、主人公3人の過去に焦点を当てたシリアスなストーリー漫画でもあります。ストーリーパートは、3話以上エピソードが続きます。 脇役も個性的なキャラが多く、セオリー無視のロマンが出てくる大荒れ回はとくにおすすめです。主役のボッスンが一番普通で、そのことを本人も気にしています。
Blu-ray
アニメ版のダイジェストです。
セトウツミ
感想・紹介
マンガ好きだけでなく、お笑い好きにもおすすめの傑作。学校帰りに、川の前で会話するだけなのに面白い。 ギャグではなく、会話中心の漫才の面白さが味わえます。二人の掛け合いだけでなく、トリオ、表情や姿勢、絵など、いろいろな笑いのバリエーションが詰まっている漫画。
「今日カレーの初日やで」「出したことないデスボイスで悲鳴上げるよ」「話の先回りがひどい」などなど、ワードセンスがきれきれ。お笑いネタのような作りなので、面白い話は何度呼んでも笑えます。 最終巻の8巻だけ、まさかの展開。
映画版PV
映画版ですが、原作の雰囲気もこんな感じです。
ハルロック
感想・紹介
人とは変わった完成を持つ大学生の晴ちゃんが、電子工作で人の悩みを解決しようとする、ニッチな日常系ほのぼの電子工作マンガ。 ハルちゃんは変わっており電子工作脳なので、感覚が人とは大きく違います。いつでも電子工作のことを考えています。師匠は小学生のうに君、お隣の六君はハルちゃんに分解されたい願望をもっているストーカーです。
「ゴキブリ発見装置」「ツイートする猫」「どんどん怖くなるお化け屋敷」など、ハルちゃんの作るものは独創的で欠点もあり、むしろ、致命的な欠点が面白い(笑)。もちろんしっかりと機能することもあります。走るお墓やリモコンの叫びのような、パンチの効いた発明も登場します。
ハルちゃんの予想外の行動や発明や、発明品が上手く機能するかどうかを楽しむマンガなので、電子工作の知識がなくても大丈夫。電子工作の説明は、興味ある人だけ読めばいいと思います。 ただ、最終4巻は本格的な物づくり回が多くなります。
決してマネしないでください
感想・紹介
工科大学を舞台にした、科学実験と偉人紹介がメインの、笑えて何度も読み返せる日常コメディマンガ。科学に関することに特化しているニッチなマンガですが、理系に苦手意識がある人にも分かりやすく、笑える内容になってます。
実験と言っても、「ダチョウの卵をレンジで温める」、「アイスを作るにも液体窒素を使う」など、基本的にはマネできません。実験に使う器械も一般人が使わないものばかりです。頭の良い人たちが行うバカな実験という感じで、面白いです。作られる物も、発想が少しおかしいものばかり。
登場人物は、日常会話でも科学うんちくが出る変わり者たち。 その中でも掛田くんはかなり特殊な変人で、科学的思考しかできません。普通の会話は絶望的。 気になる飯島さんに、一般人にもわかるように気持ちを伝えるという課題がついて回ります。
また、科学実験のほかに、偉大な科学者を紹介する雑学マンガでもあります。MADドクターのジョン・ハンターや、テスラとエジソンの泥仕合、ニュートンは器が小さかったなど、天才科学者たちの功績とエピソードが、わかりやすく面白く紹介されます。変人も多く、立派な偉人も個性豊かな人間なのがわかります。
公式
こちらはマネできる実験です。モーニング編集部はYoutubeを始めるのが早すぎた。
スライムライフ
感想・紹介
黒魔導士ダルルとダメダメ従業員スライムのほのぼの日常コメディ。とりあえず4巻まで読んでほしい良作。道徳の授業を受けるより、これ読んだほうがいい。 ぷにぷにのスライムがとにかくかわいいので、見た目が好きなら即買いして大丈夫。絵を見ているだけで、癒されます。「悪い人」は出てくるけど、良い人しかいない漫画。
序盤はダルルがスライムに抱きつくためにいろいろするコメディだけど、実はスライムの成長物語で、感動作品。とにかく感動パートの破壊力がやばい。 なぜアニメ化されていないのか謎。
ギャルと恐竜
感想・紹介
ギャルと恐竜が一緒に生活するほのぼの日常マンガ。恐竜が何の疑問も感じず、とにかく楽しんで生活していてほっこりする。恐竜は一切しゃべらないけど、表情がとにかく豊か。コミカルで多彩な表情がこの作品の魅力です。
恐竜なのに、普通に過ごすし、社交性も高い。好物はカップラーメン。お金だって稼ぎます。 何も考えることなく、サクサク読めます。
動物のお医者さん
感想・紹介
昔からあるのに、いつ読んでも面白い不朽の名作、獣医学部の学生と動物たちの日常コメディ漫画。 動物の絵がうまいのも魅力のひとつですが、とにかく登場人物たちの個性が強い。 その中でもひときわ目立つ教授と菱沼さん。教授の暴れっぷりと、人間離れした菱沼さんをご堪能下さい。
佐々木倫子先生の作品に共通していますが、とにかく出てくる人が面白い。ギャグをするとかそういうのではなく、ダメさ加減とか、傍若無人ぶりとか。個性の強い人たちが、無個性なおとなしい人たちを振り回すのが面白くてたまらない。
エフ漫画 ゴールデンレトリバーのエフとコメとの楽しい暮らし
感想・紹介
犬好きにも動物好きにもおすすめの、ゴールデンレトリバーのエフとコメとの日常生活を描いたマンガ。犬あるあるをニヤニヤしながら読んでいる自分がいる。ゴールデンレトリバーがなぜ可愛いのかわかります。
エフの行動が、いちいちたまらない。時折出てくる写真がとにかくかわいい。とにかく和むし、癒される。また、この作品は、旅立ったエフへの作者の愛情が随所に詰まった作品でもあります。笑えて、泣ける一冊。
監督不行届
感想・紹介
あのエヴァンゲリオンの監督・庵野秀明の日常生活がわかるエッセイマンガ。もちろん嫁の安野モヨコも立派なオタク。お互いが相手をバカ扱いしている節がある。
エピソードがことごとく、筋金入りのオタクの上、手を出しているジャンルが幅広い(笑)。庵野監督の巻末インタビューによると、事実、実話と捜索が入り混じっているとのこと。
素晴らしい作品の作り方はさっぱりわからないけど、カントクがガチオタであることはわかります。2005年に刊行されたマンガ。今もこんな生活を続けているのかなあ?
監督不行届 第壱話
これを見ればどんな作品かわかります。これだけでも面白い。
桜玉吉
感想・紹介
桜玉吉を知らない人にとっては、おじさんのマンガ喫茶や伊豆での日常生活マンガ。 昔からの玉吉先生のファンにとっては、先生の生存確認の報告になります。もはや日常コメディではなく、哀愁すら漂う「桜玉吉」というジャンルの作品。
漫喫での生活、ムカデとの闘い、温泉、失礼なやつへの怒りなど、おじさんのリアルな一人暮らしが垣間見える、なんとなく時間が出来たら読む漫画。
桜玉吉さんの住む伊豆へ
マンガ『日々我人間』のときのプロモーション