人気オーディション番組「The Voice(ザ・ヴォイス)2015」で優勝した、ジョーダン・スミス(Jordan Smith)。その圧倒的な歌唱力、存在感は衝撃的です。
ジョーダン・スミスを知っていますか? 歌唱力中心の人気オーディション番組「The Voice 2015(season9)」のチャンピオンです。聞いたことが無い人は、まず聞いてみてください。オーディションの最初に歌ったのが、シーア(Sia)の「Chandelier」です。
ジョーダン・スミスは規格外
ファースト・インパクト
私はYoutubeをラジオ代わりにしているのですが、最初にジョーダン・スミスを聞いたときは「こんなに歌が上手い人がいるのか?」と衝撃を受けました。
当然どんな人が歌っているのか気になるので、動画の確認です。冴えない眼鏡の太っちょが歌っているではないですか。自分の想像力の軽く超えてしまい、ちょっとしたパニックです。
とにかく規格外です。透き通るような歌声、外れない音程、声のバリエーション、そして圧倒的な存在感(笑)。冴えない風貌からのギャップがすごい。この人売れる要素しかないよ。
The Voiceとは
簡単に言うと、歌唱力に重点を置いたオーディション番組です。最初はブラインドオーディションになっているため、審査員は歌い手を見ることができません。
歌声を聞いて、審査員自ら「コーチしたい」と思ったら、ボタンを押して振り向くシステム。純粋な歌唱力が必要になります。
その後は、バトルラウンド、ノックアウトランドを経て、ライブで優勝者を決めます。チームはありますが、歌い手にとっては個人戦です。
YouTubeで見れる
世界各国で行っている人気番組ですが、ありがたいことにアメリカ版は、Youtubeの番組公式サイトでダイジェスト版を見ることができます(ジョーダン・スミスもアメリカ版)。
ジョーダンの圧倒的なパフォーマンス
審査員もびっくり
「The Voice」のすごいところは、人気ミュージシャンが審査員(コーチ)をしているところです。その一流の審査員たちでさえも、ジョーダン・スミスのパフォーマンスにびっくりしています。
Season9の審査員
- アダム・レヴィーン(マルーン5)
- グウェン・ステェファニー(ノー・ダウト)
- ファレル・ウイリアムズ
- ブレイク・シェルトン
本人を見たばかりのグウェンは、振り向きざまに足をあげるリアクション。歌声と体型のギャップにびっくり。その後アダムに「What?」とつぶやいています。「この子はなんなの?」と言う感じだったのではないでしょうか。パフォーマンス終了後に駆け寄って、ハグするのもうなずけます。
アデルの「Set Fire to the Rain」では、シャウトも完璧にこなしています。ファイアの歌い方、たまりません。これでは審査員も笑うしかありません。そもそも歌がうますぎて、どの曲も本人より歌いこなしている感じがしてしまいます。
フレディ・マーキュリーよりマーキュリーしている
どの曲を歌ってもすごいのですが、やっぱりセミファイナルの「Somebody to Love (愛にすべてを) 」は圧巻。あのフレディー・マーキュリーでさえも、透明感のある声で完璧に歌いこなしています。すごすぎて逆に笑ってしまうレベル。
本人もノリノリの圧巻パフォーマンスで、コーチのアデルも大興奮ですね。ジョーダンの単独コンサートみたいです。
この曲は、オーディション中にもかかわらず、itunesストアのトップセールスを記録しています。しかも、この時の2位がアデル「Hello」、3位がジャスティン・ビーバー「Sorry」。さらに、米ビルボード・チャートに初登場21位にランクインしています。
詳しくはコチラ
圧倒的な才能
ジョーダン・スミスの歌を聞いてしまうと、どうにもならない才能の壁があるのを感じてしまいます。いくら努力しても、最初からある圧倒的な才能の差。この歌声はまさにギフト!
ぽっちゃり体型にメガネと、冴えない感じのジョーダンですが、歌っているときはかっこよく見えるので不思議です。歌の力はすごいですね。今後の活躍に注目です。
公式サイト:ジョーダン・スミス | Jordan Smith - UNIVERSAL MUSIC JAPAN
2016年6月に結婚したジョーダン・スミス。奥さんとのツーショットはいつも幸せそう。